勝訴判決等のご報告・その2

皆様、こんにちは。相模原相模大野の弁護士の細貝です。
皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

当事務所の担当案件について言い渡された勝訴判決等についてご紹介させていただきます。

1.不法行為に基づく損害賠償請求事件(横浜地方裁判所相模原支部)H27.7上旬言渡し
  詐欺被害に基づく損害賠償請求について、相手方に対し、約1100万円の支払いを命じる判決が言い渡されました。

 

2.不法行為に基づく損害賠償請求(横浜地方裁判所相模原支部/東京高等裁判所)H27.7中旬言渡し
  不貞行為の相手方に対する慰謝料請求事件について、証人尋問・本人尋問を経て主張立証を重ねた結果、不貞の事実が認定され、相手方に金300万円の支払いを命じる判決が言い渡されました。
  相手方は東京高等裁判所に控訴しましたが、控訴理由に対する適切な反論を行った結果、12月下旬に相手方の控訴を棄却する旨の判決が下されました。

 

3.離婚請求事件(横浜家庭裁判所相模原支部)H27.7上旬言渡し
  原告である妻の代理人として離婚請求訴訟を提起しました。
  当方の主張が全面的に認容され、当方の請求どおり、離婚、財産分与、年金分割の支払いが認められました。

4.未払いの養育費について債権差押命令事件(横浜地方裁判所相模原支部)H27.6下旬
  未払いの養育費合計346万円および今後発生する養育費について、給与債権の差押えが実現しました。

 

5.未払賃金等請求事件(相模原簡易裁判所)H27.7下旬和解成立
      会社が賃金や退職金の支払いを拒んだ事例で、未払賃金等の支払いを求めて提訴しました。訴訟では、賃金減額の合意の存否、退職金請求権の有無について争い、証人尋問を行った結果、賃金減額については認めず、退職金請求権が発生することを前提とした和解が成立しました。

 

6.親権者変更(東京家庭裁判所)H27.8中旬確定
  東京家庭裁判所に審判前の保全処分申立書、親権者変更の審判申立書を提出し、主張立証と粘り強い協議を重ねた結果、親権者変更を命じる調停に代わる審判が言い渡され、確定しました。その後、審判通りに、子供たちの引き渡しが実現しました。

7.交通事故案件・損害賠償請求事件(示談交渉)H29.1和解
  当初、保険会社から依頼者の方に提示された損害額が適正な金額ではなかったことから、保険会社との間で、裁判基準による適正な損害額を提示して交渉を行った結果、当初の提示額から2倍以上の増額した和解が実現しました(当初提示額約120万円→和解額252万円)。

8.交通事故案件・損害賠償請求事件(東京簡易裁判所)H29.2上旬確定
  交通事故で、事故態様が争いになった事案で、相手方の主張の矛盾を突き、鑑定書を提出し、当事者尋問を行った結果、当方の全面勝訴とする判決が下りました。
  その後、相手方の過失を100%として、当方の損害額全額を相手方が支払う旨の和解が成立しました。

9.離婚請求事件(横浜家庭裁判所相模原支部)H29.2下旬確定
  相手方から離婚の調停申し立てがなされ、不成立により訴訟に移行した案件で、婚姻関係が未だに破綻していないことを効果的に主張した結果、相手方が請求を放棄し、当方の勝訴が確定しました。

10.交通事故案件・損害賠償請求事件(和解成立)H30.1和解
  右鎖骨の変形障害から痛みと運動障害が残存している事例(12級5号)で、当初、保険会社から依頼者の方に提示された損害額が適正な金額ではなかったことから、裁判を提起し、労働能力喪失率や労働能力喪失期間等が主たる争点となりました。
  主治医の意見書等を提出し、主張立証を重ねた結果、当初の提示額から5倍以上に増額した和解が実現しました(当初提示額約226万円→和解額1138万円)。

11.遺産分割調停事件(調停成立)H29.8
  相続人3名の遺産分割事件において、特別受益や寄与分等が争いになりました。
  調停での交渉を重ねた結果、調停が成立し、代償金の支払い、相続物件の売却および相続分に従った約2840万円の適切な配分が実現しました。

 

12.遺留分減殺請求事件(東京地方裁判所・裁判上の和解成立)R2.2
  遺留分減殺の対象となる財産の範囲、評価等が争いになりました。
  調停での協議が不成立となり、訴訟を提起し、主張立証を行った結果、当初の相手方の提示額460万円から、総額1800万円に増額した和解が実現しました。

 

13.交通事故案件・損害賠償請求事件(和解成立)R5.8

  交通事故案件について、後遺障害の等級併合第8級の認定を受け、加害者側保険会社と交渉した結果、慰謝料等約1100万円を支払う旨の和解が成立しました。

 

14.遺留分侵害額請求(調停成立)R6.1

  遺留分侵害額の調停を申し立て、遺産の評価について主張立証を行った結果、約1800万円で調停が成立しました。